倹約、倹約、倹約【となりの億万長者/トマス・J・スタンリー&ウィリアム・D・ダンコ】

真似できることから、億万長者の真似をしよう。

億万長者の特徴とは?

アメリカの億万長者を研究した名著。

研究により導き出された億万長者の特徴は次のとおり。

  • 収入よりはるかに低い支出で生活している。
  • 資産形成のために時間、エネルギー、お金を効率よく配分している。
  • お金の心配をしないですむことのほうが、世間体よりも大切だと考えている。
  • 親からの経済的援助を受けていない。
  • 子どもたちは経済的に自立している。
  • ビジネスチャンスを掴つかむのがうまい。
  • ぴったりの職業を選んでいる。

億万長者になりたければ、億万長者真似をするしかない。

できるところから億万長者の真似を始めよう。

お金の使い方を見直す

自分の現在の収入状況を考えてみると、億万長者になれる可能性は限りなく低いということに気づく。

何から真似するか。いきなり大きなリスクは取れない。

いきなり収入を増やすことは難しいので、支出を減らすことから考える。

  • 格安SIMに変える
  • お菓子の買い食いを減らす

これだけで数千円の支出減が可能だ。

格安SIMに関してはpovoとmineoの組み合わせがおすすめだ。

お菓子はとにかく食べるのをやめよう。

食べたくなった時は、砂糖と小麦の中毒症状が出ているだけだと自分に言い聞かせよう。

支出も体重も減らすことができて一石二鳥だ。

時間の使い方を見直す

億万長者はお金だけではなく時間の使い方がうまい。

資産を増やすために時間を使う→資産が増える→増えた資産をさらに増やすために時間を使う→さらに資産が増える→増えた資産を…の好循環だ。

今自分が資産を増やすために時間を使うことができているか。使えていないのあれば、資産形成につながる時間の使い方に変えていかなければ億万長者にはなれない。

とりあえず読書をしよう。

何が資産形成につながる行動なのかを見極めるのは難しい。

どんな本にも自分が知らない知識が1つは書いてある。得た知識はどんな形であれきっと資産形成にもつながるはずだ。

本の種類はなんでもいい。

ビジネス書はたくさんの知識をくれるし、小説はたくさんの言葉をくれる。

大切なのは自分で本を選択して、買って、それを読むという主体的な行動だ。

だらだらテレビを観るというような受動的な時間の使い方を、読書という能動的な時間の使い方に変えることが、億万長者に近づくための第一歩だ。

生き方を見直す

お金と時間の使い方を見直していくうちに、だんだんと他人の目が気にならなくなってくる。

今自分がすべきことに集中し、他人の目線を気にする暇がなくなってくるからだ。

かといって他人の話を聞かなくなってしまうのはよくない。

億万長者は他人の話をよく聞く。他人の話をしっかりと聞いた上で、自分の頭で考え、選択する。その結果、人生が豊かになっている。

自分の頭で考える力を鍛えるためには、読書して勉強しないといけない。

自分で考えて生きることは、真に自分の人生を生きること。億万長者への道は、自立への道だ。

倹約、倹約、倹約

この本には、とにかく億万長者は倹約家だということが繰り返し書かれている。

お金と時間とエネルギーを無駄なく使い、資産を増やす。

増やした資産をさらに無駄なく使ってさらに資産を増やす。

無駄に高いお酒はいらない。バドワイザーとスコッチを飲みながら、こつこつと成長していこう。

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