寒いより あったかいほうが 元気出る
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人間が出すCO2(二酸化炭素)を悪とみる営みに、日本は2005年から年3〜5兆円(国民ひとり3〜4万円)も使い、この調子なら2030年まで使い続けます。総額は100兆円を超すでしょう。出所は電気代の上乗せ分と税金だから、読者めいめい、気づかないままもう50万円以上を奪われ、今後も40万円ほど奪われる。合計100万円近くも誰かに貢ぐ…という現実をご承知でしたか?三人家族のお宅なら、ほぼ250万円ですよ。
「気候変動・脱炭素」14のウソ|渡辺正
嘘をついてみんなから集めたお金を、一部の人間が懐に入れる。そんな美しくないことを政府が行っている。そう聞いて、そんなことあるはずがないと心から思う人はもはや少数派だろう。
みんな薄々気づいている。そして半ば諦めてしまっている。だから投票にも行かないし、今だけ金だけ自分だけのことを考えてしまう。その結果、日本全体の成長が止まっている。
本書を読むとそんな絶望感と虚無感がより膨らんでしまいそうになるが、できれば明るい気持ちで毎日を過ごせる方向に生かしたい。読書は、人生をより明るくするための行動に繋げるためにするべきだ。
一人一人が明るくなれば、きっと日本全体が明るくなる。そのために、ウソをウソだと気づけるようにならなければならない。
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明るく生きるためにまず、政府、マスコミ、大企業が言っていることを疑うことから始めよう。政府は何か大きな力によって圧力を受けているし、マスコミはいつも恐怖を煽る。両者の顔色を窺っているのが大企業だ。いずれも国民一人一人のことを考えているとは言い難い。
彼らの言うことを鵜呑みにするのではなく、反対の意見を主張する人の話を聞いてみよう。毎日のように地球温暖化をはじめとした恐怖を煽るテレビではなく、ネットや本で、あえて真反対の意見を述べている人の話を自分の頭に入れてみる。
そして何の根拠に基づいて反対意見を言っているのかを知る。できればそれを自分自身の目で確かめてみる。するとどちらを信頼すべきかがわかってくる。利権や保身のために当たり障りのないことを言い続けているのは誰で、後ろ盾やしがらみがなく事実を正直に発信している人は誰だろうか。
もちろん何が真実かなんてことはわからないかもしれないが、より真実に近く、善く、美しいものを信じようとする方が、きっと明るく生きられる。
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政府やマスコミを疑う癖をつけると、何かおかしいし納得いかないけど政府やNHKがそう言うならそうなんだろう…今まで漫然とそう思わされていたことに気づく。気づいてしまうと周りの人に言いたくなってしまう。騙されていることに気づけ、テレビを観るな、政府を信用するな、そう声高に叫びたくなってしまう。
ここが要注意ポイントだ。他人が自分の言うことに耳を傾けてくれるかどうかは、日頃から自分が他人に信用されているかどうかにかかっている。いくら正しいことを言おうとも、自分が相手に信用されていなければ、相手の耳には届かない。
真実を、善いことを、美しいことを多くの人に伝え、世の中を明るくしていこうと思うなら、自らが周りに信用される人間にならなければならない。言葉だけでは信用は貯まらない。真善美を自らの行動で示し続けることで、自分も周囲も明るくすることができるはずだ。
そこで重要になるのが客観視だ。客観的に自分を見て、矛盾を解消し続けていなければ、すぐに笑われてしまう。
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ウソをウソだと見抜き、自分も周囲も明るく過ごす。真善美を追求し続けることと、周囲との調和を保つこと。ウソだらけの世の中で明るく生きるために、この2つを実践し続けよう。
一つ一つのことを深く考え、自分の言葉で表現し、他人の意見を聞き、議論する。議論の目的は対立ではなく調和だ。自分一人だけでは辿り着けない境地に、誰かと一緒になら行くことができる。
競争が目的ではない議論ならいくらしても楽しい。論破するためでなく、自分と相手の世界を広げるために意見を言い合う。人間ならではの素敵な時間だ。
知って、言葉にして、議論する。なんと忙しい毎日。テレビを観る時間がなくなってしまうじゃないか。
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