毎日はできなくても、週一ならできる。
ある日突然現れたゾウの神様
自分を変えたいけどなかなか変えられなくて悩む主人公の部屋に、突如現れたゾウ。
ゾウの正体はインドの神様、ガネーシャ。
自分を変えたいと願う主人公のために、次々と課題を出すガネーシャ。
最初は半信半疑だった主人公が、課題をこなしていくうちに徐々に成長していく。
物語はフィクションだが、この本に出てくる成功するための方法はノンフィクションだ。
ガネーシャの課題をクリアしていけば、僕らもきっと自分を変えることができる。
圧倒的な文章力
著者のお笑いのセンスがとにかくすごい。
心地よいリズムで展開される会話やストーリー。文章だけでとても笑わせてくれるし、泣かせてもくれる。
思わず声を出して笑ってしまうため、通勤中や職場の昼休憩に読む際は注意が必要だ。
読んで笑って元気になって、前向きな気持ちになれる。それだけで成功に1歩近づける。
ガネーシャの課題
ガネーシャ出される課題は簡単なものから難しいものまで多種多様だ。
- 靴を磨く
- 会った人を笑わせる
- トイレ掃除をする
- その日頑張れた自分を褒める
- 一日何かをやめてみる
- 決めたことを続けるための環境をつくる
- 毎朝、全身鏡を見て身なりを整える
- 運が良いと口に出して言う
このほかにもたくさんの課題が出されるが、そのほとんどに共通点がある。
そう、どれもどこかで聞いたことがある成功法則だ。
ガネーシャ言う。
人は頭でわかっていてもなかなか行動に移せない。理由は、面倒だから。
まさにその通りだ。きっとこうするべきなんだろうな…とわかっていても実行できない。
決意を行動に移す。それを継続さえできれば、きっと人生は変えられるのに。
週一のトイレ掃除から
大事なのは行動すること。そしてそれを継続すること。
初めてこの本を読んだ時、僕はすぐに靴を磨いた。一番簡単そうだと思ったから。
しかし次の日、僕は靴を磨かなかった。継続できなかったのだ。
どの課題もそうだった。1度は実行に移してみるけど続かない。
一瞬の興奮状態はすぐに終わり、またいつもの自分に戻ってしまう。
そして気づく。毎日継続することの難しさに。
毎日やると決意しても、次の日には挫折。やっぱり自分には無理だと落ち込む。この繰り返しだ。
トイレ掃除やろう。週一で。週一ならできるかもしれない。
そうして毎週土曜にトイレ掃除をすることに決めた。
そして気づいた。トイレ掃除した後はとても気分が良いということに。
特に普段あまり家事と育児に貢献できていないおじさんにおすすめだ。気持ち良い汗がかけるし、家族に感謝してもらえる可能性だってある。
必須アイテムを2つ紹介しておく。
成功する覚悟はあるか
成功したい。今の自分を変えたい。そう思っているサラリーマンは少なくないだろう。もちろん僕もその一人だ。
そして探す変える方法。そして気づく自分自身の傾向。
わかっちゃいるけどできない続かない。枕濡らすEvery night。
続かないのはもしかして、本当は成功したくないからなんじゃないか?
心の奥の奥の奥では、今のままでいいと思っているんじゃないか?
気が狂う速さで変わる時代、今自分に問う来年はどうしてる一体?
わからないからトイレ磨く。羅針盤ない船漕いでいる。
yeah!
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